軸方向の位置決め精度が向上

二面拘束ですので、シャンクのフランジ端面と主軸端面とが接触し、軸方向の位置決め精度が向上します。また、クランプ時にフランジ端面と主軸端面とが確実に接触するようにシャンクは1/10テーパになっています。

高速回転に対応します

主軸の高速回転化が進み、30,000rpm以上の回転で切削されるケースが多くなってきました。HSKホルダは、テーパシャンク部が中空ですので、工具全体を軽量化でき、高速回転時にスピンドルが拡張しても、中空形状のテーパ部が追従し、高精度を維持します。

高圧クーラントに対応します

特別付属品のクーラントダクトをシャンク内部に取り付ければ、センタースルークーラントが可能です。

HSKシャンクはオープンな規格です

HSKシャンク回転工具用ホルダについては、マシニングセンタ等に広く普及し、数多くのメーカより供給可能なホルダが全て利用可能です。また、弊社も所属する複合加工機用インターフェイス委員会では、複合加工機用ツーリングとしてのICTM-HSK規格を推奨しています。
URL： http://www.hsk-ictm.com/

HSKホルダ寸法表

HSK-A シャンク

HSK-E シャンク