ドリルチャック Q&A

ユキワ精工 ドリルチャック

使用方法について


Q1
精度よく工具を掴むにはどのようにしたらよいですか?
A1
チャックハンドル(チャックキー)で締め付けるドリルチャックの場合、1ヶ所のハンドル穴だけで締め付けるのではなく、3ヶ所のハンドル穴を均等に締め付けるようにしてください。均等に少しずつ締める事により工具の径方向のズレが少なくなり、精度良く工具を掴むことができます。キーレスドリルチャックの場合、工具がツメに当たるまでしっかりと工具を支えてスリーブを回して締め付けてください。

Q2
小径のドリルを掴むためにはどのようにしたらよいですか?
A2
小径のドリルを精度良く掴むためには出来るだけドリル径に合った本体サイズのドリルチャックで掴むことをお勧めします。機械側で取り付けられるテーパサイズにより使用できるドリルチャックは限られますが、5mm径のドリルであれば5MG-JT1になります。出来るだけ最大ツカミ径サイズの小さいドリルチャックで掴む方が精度的にも有利ですし、安定した加工精度が得られます。

Q3
良い精度を長期間保つにはどのようにしたらよいですか?
A3
ドリルチャックは3本のツメで工具を掴みますが、必要以上のトルクで締め付けるとツメが工具を傷つける恐れがあります。また加工負荷が大きすぎると工具がスリップして3本のツメが磨耗し、精度良く掴めなくなりますのでご注意下さい。また、ドリルチャックの清掃の際にツメ側からドリルチャック内部に向けてエアブローをすると内部に切粉が入り込みツメの開閉が出来なくなる恐れがありますのでご注意ください。

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