簡易型コレットチャックユニット（コレットアダプタCAシリーズ）は、付属のレバーを用いて手動でキャップを開閉し、スプリングコレットをクランプ、アンクランプさせる簡易型ユニットです。スピンドルや円テーブルに取り付けることでワークの着脱が楽に行えます。チャックの開閉は簡単！付属のレバーをキャップ外径の穴に挿して回すだけで、ワークのクランプ・アンクランプ作業を簡素化でき、御社の生産性の向上に大きく寄与します。また、チャッキング精度も良好！コレットキャップがスプリングコレットの平部端面を垂直に押し込むことで、繰り返し高精度のワークのチャッキングを行うことが出来ます。

型　番	適合する コレット	丸口径 チャック範囲		D	D1	D2	D3	L1	L2	L3	Q
		最　小	最　大
CA 75-20	YSS20	3	20	62	76	66	30h6	40	10	4	M6×14
CA 90-25	YSS25	3	25	78	95	76	40h6	47	12	5	M6×14
CA110-25	YSS25	3	25	88	106	76	40h6	47	12	5	M8×16
CASNC170-25	YSS25	3	25	88	110	76	60h6	47	12	6	M8×16
CA160-40	YSS40	6	40	130	152	116	60h6	77	18	6	M10×20
CA135-56	YSS56	6	56	115	135	135	70h6	96	14	6	M8×25

• CASNC170-25は、CNC円テーブルJNC（H）170の上面に直接取り付けることができます。
• お打ち合わせにより特殊サイズも製作致します。
• 自動化するためのコレットチャックユニットの製作も可能です。

型　番	丸口径チャック範囲		六　角 最　大	四　角 最　大	適合するコレットアダプタ
	最　小	最　大
YSS20	3	20	17	14	CA75-20
YSS25	3	25	21	17	CA90-25,　CA110-25,　CASNC170-25
YSS40	6	40	30	25	CA160-40
YSS56	6	56	45	36	CA135-56

• 口径はご注文時にご指定ください。
• YSS40, YSS56につきましては、ご注文頂いた後に口径を加工します。

使用手順

CNC円テーブルに取り付けた場合を例に使用手順を説明いたします。

1.	コレットアダプタCAを円テーブルへ取り付ける。		2.	スプリングコレットYSSをコレットアダプタへ挿入する。		3.	コレットアダプタのコレットキャップを軽くを手で締める。
4.	コレットアダプタとスプリングコレットの装着が完了。		5.	ワークをスプリングコレットの内径へ挿入する。		6.	付属のレバーを使用して、コレットキャップを回す。
7.	レバーを回し、ワークをクランプする。		8.	ワークの装着が完了。		9.	加工開始！

• コレットアダプタCAを円テーブルへ取り付ける際は、芯出しを行ってください。
• 1回の加工完了後、レバーでワークのクランプを緩め、ワークの位置を変えて再度クランプを行い、繰り返し加工を行います。